2015年9月11日、豪雨で鬼怒川が氾濫し、市の総面積の3分の1が浸水した「常総水害」が発生しました。
それから8年が経ち、被災地常総を訪れ、作成中の冊子に使用する常総インター周辺の空撮を行いました。当時、この一帯は湖と化し、近くの三妻駅周辺も多くの住宅が泥に埋まっていた姿が昨日のように思い返されます。
8年という時の流れで、これだけの変貌を遂げた常総インター周辺地区。嬉しく誇りに思うと同時に、災害への備えは万全になったのかと、一抹の不安も感じました。
常総インター周辺の新施設が注目!
最近、茨城県常総市の常総インターチェンジ周辺で新しい施設やプロジェクトが続々とオープンしていいます。その中でも特に注目の施設について詳しくご紹介いたします。
●アグリサイエンスバレー常総
「アグリサイエンスバレー常総」プロジェクトは、常総市と戸田建設によって推進されていて、農業の六次産業化を目指しています。つまり、農産物の加工や流通を通じて、その付加価値を高めることを目標としています。
こちらのエリアには、観光農園や物流施設、大型書店などの新施設が集まっています。特に、日本最大級のハウス型ミニトマト農場や、空中の高い場所でのイチゴ狩りが楽しめる観光農園は、訪れる方々の心を魅了しています。
●グッドマン常総
物流業界の新たな動向。グッドマンジャパンが2023年7月に竣工した「グッドマン常総」という巨大な物流施設を開発しています。この施設は、地域社会との一体感を持ちつつ、高効率で環境にも配慮した物流サービスの提供を目指しています。
●道の駅「常総」
4月28日にオープンした「道の駅常総」についてお伝えします。立地が非常に良く、多機能な施設が集まっています。特に、地域の農産物の販売や観光の促進に注力しており、多くの人々にとっての新たなランドマークとなっています。
また、「常総いなほ食堂」「TAMAGOYA 常総レストラン」「ぼくとメロンとソフトクリーム」などの飲食店も充実しており、昼食時は長蛇の列が出来ています。
●TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ
戸田建設と東和観光開発、カルチュア・コンビニエンス・クラブは、「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」を5月27日に開店しました。
複合型書店「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」では「Second House」をコンセプトとし、家族みんなで過ごせるライフスタイルを提案。施設内にはスターバックス コーヒーなどの飲み物を片手に購入前の本をゆっくりと選べる「BOOK&CAFE」を中心に、全天候型の子供の遊び場「Kusuguru」、本田技術研究所のテスト基地兼情報発信スペース「Honda ASV-Lab.」、ベーカリーカフェ「夢工房 粉とクリーム 常総reves店」、地元産イチゴなど旬の農産物を使ったジェラートショップ「SENDA BANDA」などが入店しています。魅力を体感してみてください。