北茨城市では、り災証明の発行にあたって、被災住民からの申請を待たずに、市役所の職員が被災者宅を訪問する、いわゆる「プッシュ型」で浸水被害の調査を進めています。
11日午前9時現在で、北茨城市では床上浸水が159棟、床下浸水82棟が確認されています。
このため北茨城市では、大部分の自治体が行っているような被害に遭った人からの申請を受けて行っている被害調査を、積極的に職員が出向いて行うことになりました。
9月10日からはじまった調査は、職員が2人1組の5班体制で市内を回り、浸水などの被害が確認された地区ではすべての住宅を訪問します。市職員は、浸水した被害の状況を写真に撮ったり、浸水の状況を計測したり、当時の様子を聴き取りしてします。その上で、職員は調査済みの証明書を手渡します。この証明書を使ってり災証明書の発行手続きが進められます。
北茨城市では今週前半にも大部分の調査を終え、今週中にり災証明書の発行を始める計画です。