2024年3月7日、茨城県議会一般質問が行われ、県議会公明党の山本美和議員が質問に立ちました。
山本議員は、「平時は観光の集客施設、災害時は被災地支援の役割を担う道の駅が増えていくことは、地域住民の安全安心につながる」と、復旧・復興活動の拠点として、広域的な防災機能を担う「防災道の駅」の必要性を訴えました。
県内では大子町池田の「奥久慈だいご」が防災道の駅に選定されています。「茨城県は、首都圏で大規模災害が起きた時の後方支援拠点として期待される。県内で防災道の駅の拡充推進を後押ししてもらいたい」と語りました。
また、時代に即応した教員の管理職登用、女性管理職の積極的な登用について質問しました。山本議員は、「小学校などでは女性のみの管理職、校長・教頭・教務主任といった組み合わせも想定されています。災害時、緊急時、男親への対応など、女性特有の課題も懸念されます。想定される課題に対しての早急の対策をお願いします」と求めました。
さらに、不登校対策では、校内フリースクールの充実などを提案し、「学びのあり方」自体を変えていくことが重要と強調。『子どもたちにとって、最大の教育環境は教師自身である』との言葉があります。教師自身にとって学校は安全で安心な場所であるか、やりがいと希望のある職場であるかどうかということが大切であるとと考えます、生き生きとした教員の元に子どもたちは安心感を持って通うことができるのではないでしょうか」と結びました。