日立市十王町合併協議会
 2004年(平成16年)11月1日、日立市と十王町が合併し、新たな日立市が誕生しました。
 平成の大合併の一環として行われた日立市と十王町との合併。当時現職の県議会議員として、十王町の皆さんと膝詰めで様々な議論をしたことが、昨日のように思い出されます。
 合併を巡っては合併特例債を活用した社会資本(幹線道路など)整備、地域住民の利便性の拡大(市外電話を0294に統一、県北生涯学習センターを旧十王庁舎に誘致)、十王の歴史と伝統の継承(JR川尻駅を十王駅に名称変更)など、様々な取り組みを行いました。
 特に、道路整備は進みました。国道461花貫踏切の立体化、十王北通り線の整備、県道日立いわき線バイパスの整備など、十王地域の道路整備は飛躍的に進捗しました。
日立市の人口推移
 合併によって、日立市の人口は一時20万(204,366人)を超えましたが、今年10月1日現在では163,306と、この20年間で41,060人減少(▼20.06%)しました。しかし、新たな住宅団地が整備されたことや住みやすさによって十王地区の人口(市役所十王支所所管の人口)は、13,417人から13,192人へその減少は、225人(▼1.6%)に止まっています。
 恵まれた自然環境、便利な住環境、温かなコミュニティの形成など、十王地区はこれからも発展の可能性があると確信しています。
 20年の来し方を振り返りつつ、30年50年先の未来を楽しみにしています。