日立市と山形県山辺町の友好都市提携の調印式が5月7日、日立シビックセンターで、両市町の関係者約500人あまりが出席して開かれました。
 日立市と山辺町とのつながりは、江戸時代、山野辺城主が主家の改易後、水戸徳川家の客分家老として招かれたのがきっかけです。幕末には、現在の日立市助川町に助川海防城が築かれた折、山野辺義観が初代の海防惣司(かいぼうそうし)(海防城城主)に任命されました。
 5月7日は、義観が海防惣司に任命された記念の日です。
 式典で挨拶した樫村千秋日立市長は「現在も多方面で住民主体の交流があるが、提携を機に新たな友好が芽吹き、発展につながることを期待したい」と述べました。
<リンク>山形県山辺町
<リンク>助川海防城