霞ケ浦周辺で発生したコイヘルペスウイルス(KHV)病問題で、茨城県内水面水産試験場が試験飼育していた養殖コイの成魚が、全滅していたことが判明しました。
 KHVは、一定の温度以下では発症しないとされ、昨年から一冬越すことでKHVの耐性(免疫)がつくかどうかを観察していたものです。
 結果的に、水温上昇とともに再発することがほぼ裏づけられたかたちで、コイの養殖再開に期待をつないでいた一部の業者にとっては、厳しい結果となりました。