
9月7日現在で、延べ9036人がいばらき就職支援センターを利用し(電話相談を含む)、734人の具体的な求職に対し87人が就職することが出来ました。
87人の決定者の内、48人が35歳未満の青年です。
「なぜ、職業を持たなくてはいけないのか」「自分が何をしたいか分からない」「会社勤めの自信がない」など、職業観が希薄であったり、将来に対する現実感が希薄な若年層に対して、いばらき就職支援センターは、時間を掛けたカウンセリングなどを通して、適職探しを手助けしています。
いばらき就職支援センターとハローワークとの違いは、以下のような点が上げられます。
- 個別面接・個別指導方式で時間を掛けて相談にのる(個別面談方式で1時間程度実施)
- ハローワークは自己検索が原則ですが、支援センターは求人データと求職データのマッチングを職員が行い、求職者に連絡する体制を整備
- 来所したり電話での問い合わせを行った後、連絡がとぎれている相談者に、支援センターから連絡を入れる、フォローサーサービスを実施
- 今後インターネットによる求人情報の提供などを予定
- 大学や専門学校への出前支援セミナーを実施
いばらき就職支援センター | 水戸市三の丸1−7−41 | 029−300−1916 |
日立地区センター | 日立商工会議所会館内 | 0294−37−4942 |
鹿行地区センター | 鉾田合同庁舎内 | 0291−32−6312 |
県南地区センター | 土浦合同庁舎内 | 029−824−8253 |
県西地区センター | 下館合同庁舎内 | 0296−23−2878 |

常陽新聞JOYO-NET.com(2004/9/24)
働く意義や心構え指導
水戸の専門学校で就職支援セミナー
本格的な就職活動を前に、プロのキャリアカウンセラーの指導により、働く意義や就職活動に向けての心構えについて学ぶ、就職指導セミナーが二十二日、水戸市浜田の水戸経理専門学校で、一年生約八十人を対象に行われた。
同セミナーは、今年四月に同市三の丸に開所した、県が運営する「いばらき就職支援センター」が中心となって今年から開催。 若年層のフリーターや離転職者の増加などが社会問題化する中、未就職を防止し、在学中から本格的に職業意識を高めることが狙い。
第一回となった、県立農業大学で実施した講演会や適職診断などが好評で、県内の各高校、専門学校、大学から依頼が殺到。今月末から本格的に開始され、今回で三回目の開催となった。十月からのカウンセラーを増員、茨城大、つくば国際大など県内各大学でも実施を予定している。
同日は、 キャリアカウンセラーの小林由紀子さんが「適職探しのアドバイスと求人の傾向と対策」として講演。