東日本で初めてのセキュリティータウンが十王町に誕生しました。JR十王駅に程近い丘陵にある積水ハウスが造成を進める「ひたち十王城の丘」団地です。
 防犯住宅をメーンに、監視カメラ、警備員の巡回を取り入れるなど、ハード・ソフト両面で、団地を丸ごと防犯システム化しています。
 「城の丘」団地は、1998年に分譲が始まり、現在約170区画、約130世帯が入居しています。5月20日から完全運用を始めた防犯体制では、公園一か所と団地出入り口の道路2か所に監視カメラを設置し、映像を記録しています。通常はプライバシーに配慮して、直接映像を確認することは出来ませんが、映像は24時間撮影し、10日間保存されます。万が一、事件が発生すれば警察などに提供されます。
 団地内の公園にはウェッブ・カメラが設置され、各戸のパソコンで見ることが可能です。希望世帯に、NTTのBフレッツサービス(光ファイバーインターネット)が提供されており、セキュリティータウンは、同時にブロードバンドタウンでもあります。
 更に団地内にセコムの警備員が常駐し、24時間体制で車が巡回しています。月々4000円程度で、警備会社のホームセキュリティーに加盟することで、素早く行動する空き巣などに対し対応できます。防犯センサーが鳴れば、すぐさま駆け付けることができます。
 2002年9月から2004年1月までに、団地内で空き巣が17件も多発したことから、防犯対の強化が住民から強く要望され、住宅販売会社、警備会社が一体となった新たなセキュリティータウン&ブロードバンドタウンが「e−TOWN・十王城の丘」として生まれ変わりました。
<リンク>「e−TOWN・十王城の丘」
e−TOWN・十王城の丘の地図にリンク