先のBLOGで紹介したように、里美村に新たな風力発電施設の建設が進んでいます。大型の発電機6基の設置が計画されており、新たな地域活性化のシンボルとして重要な施設となります。
しかし、建設が進められているプラトー里見周辺は、天文観測などのメッカとしても有名な場所です。現在、1基ある町営の発電機がライトアップされているために、天文ファン等から「地球に優しいエネルギーを目指す風力発電装置に、なぜライトアップをしエネルギーの無駄遣いや、環境破壊=光害(ひかりがい)をしなくてはいけないのか」とのご意見をいただいています。
<参考リンク>「光害の部屋」茨城県里美村の風力発電所より
しかし、建設が進められているプラトー里見周辺は、天文観測などのメッカとしても有名な場所です。現在、1基ある町営の発電機がライトアップされているために、天文ファン等から「地球に優しいエネルギーを目指す風力発電装置に、なぜライトアップをしエネルギーの無駄遣いや、環境破壊=光害(ひかりがい)をしなくてはいけないのか」とのご意見をいただいています。
「光害の部屋」茨城県里美村の風力発電所
風力発電は公害を出さない、自然環境へ影響を与えないことが最大の売りの部分だ。しかし、環境に悪影響を与える風車のライトアップはかなり矛盾している。付近にはプラトー里美の天文台もあり、訪れる客はライトアップされている風車を「馬鹿げた行為だ」と口々に批難している。
星見雑記帳(2002/7/13)井手よしひろ県議は、このような意見を受け、9月27日県および、里美村役場に、現状のライトアップの自粛と新たに建設される6基の風力発電機に、投光器を設置しないよう申し入れを行いました。
里美カントリー牧場は8月号の星ナビにも紹介されていますが、ここの第3駐車場に望遠鏡を設置しました。駐車場の北側にある風力発電用の風車のライトが点滅し星を見るのに邪魔なのが気になりましたが、射手座から白鳥座にかけて天の川が見えるまずまずの天候でした。このライトはかなり強烈で星景写真を撮る人にとっては致命的だと思われます。
里美カントリー牧場の空の状況(ここによく来る人の話などより)
(2)空は南より北〜北東が良い。但し、駐車場の北側にある風力発電用の風車のライトが点滅しているので、これがずっと続けば天体写真はここでは出来なくなる。
<参考リンク>「光害の部屋」茨城県里美村の風力発電所より
○ライトアップ時間帯
・夏期(4〜9月or10月)日没〜PM8:00
・冬季(上記以外)日没〜PM7:00
○クレーム等
天体観測愛好者からライトアップに対してクレームがあったので、時間帯も上記のように設定した。村としては、柔軟に対応したい。要望があれば遠慮なく申し出て欲しい。
○IPPジャパンの計画について
ライトアップの計画は、村としては聞いていない。たぶん、採算を考慮すれば実施しないと思われる。
村の風力発電については、あくまで村がプラトーさとみ宿泊者のために実施しているものであり、当然風力発電で得た電気を使用している。
・夏期(4〜9月or10月)日没〜PM8:00
・冬季(上記以外)日没〜PM7:00
○クレーム等
天体観測愛好者からライトアップに対してクレームがあったので、時間帯も上記のように設定した。村としては、柔軟に対応したい。要望があれば遠慮なく申し出て欲しい。
○IPPジャパンの計画について
ライトアップの計画は、村としては聞いていない。たぶん、採算を考慮すれば実施しないと思われる。
村の風力発電については、あくまで村がプラトーさとみ宿泊者のために実施しているものであり、当然風力発電で得た電気を使用している。