10月1日、日立電鉄線の存続問題について、「日立電鉄線を存続させる市民フォーラム」(西村ミチ江座長)は、来年3月の電鉄線の廃止後に運行を引き継ぐための株式会社設立を正式に決定し、11月半ばまでの設立を目指すことになりました。
 受け皿会社は、日立電鉄の運行と沿線の魅力ある街づくりを担うとしています。資本金は1千万円を予定し、1株5万円で200口を市民や行政、企業などから集めたいとしています。
 また、一口1000円からの基金も検討し、高校生などからも出資を受ける予定です。本社は日立市内に置き、社名は公募することになりました。
 詳しいお問い合わせは、フォーラム事務局・電話0294−36−5111、090−1531−1158までお願いいたします。
 新会社の設立に当たっては、広島県の可部線の再生を目指す「太田川鉄道株式会社」をモデルとしています。9月28日現在で、太田川鉄道の資本金は11,200,000円、太田川流域鉄道再生基金の総額は、1570件・7,158,000円となっています。
<リンク>太田川鉄道の営業計画書(pdf版)