日立市のJR日立駅前のメーンストリートにある平和通り商店会(三浦洋司会長、会員65人)が5月12日の通常総会で、解散していたことが読売新聞茨城版の報道で明らかになりました。
平和通り商店会は、県道日立停車場線(平和通り)の西側区間で、平和町歩道橋から国道6号日立駅入り口(常陽銀行前交差点)までの約600メートルの両側店舗などが会員となり、1976年に設立されました。
5月の総会では今年度の役員と事業を決める予定でしたが、役員のなり手が無く、解散に至りました。「本業以外の活動に手が回らない、仕事に専念したい」という会員が多いのが実態のようです。
●困惑する市・県、街路灯の管理者不在に
平和通りは日立市の目抜き通り、さくらの名所として全国に知られる街のシンボルでもあります。その商店会の解散に、困惑の色を隠せないのが市、県当局です。平和通りの街路灯58基は、平和通り商店街が管理をしていました。現在の街路灯は商店会が県、市から補助金を得て1996年3月に設置しました。電気料や修理代など維持管理には年間約100万円かかります。
また、平和通りは、さくら祭りや様々な行事の会場ともなっていることから、今後、行事の運営や道路の維持・管理の責任を誰が担っていくのかなどいくつもの課題が吹き出しそうです。
平和通り商店会は、県道日立停車場線(平和通り)の西側区間で、平和町歩道橋から国道6号日立駅入り口(常陽銀行前交差点)までの約600メートルの両側店舗などが会員となり、1976年に設立されました。
5月の総会では今年度の役員と事業を決める予定でしたが、役員のなり手が無く、解散に至りました。「本業以外の活動に手が回らない、仕事に専念したい」という会員が多いのが実態のようです。
●困惑する市・県、街路灯の管理者不在に
平和通りは日立市の目抜き通り、さくらの名所として全国に知られる街のシンボルでもあります。その商店会の解散に、困惑の色を隠せないのが市、県当局です。平和通りの街路灯58基は、平和通り商店街が管理をしていました。現在の街路灯は商店会が県、市から補助金を得て1996年3月に設置しました。電気料や修理代など維持管理には年間約100万円かかります。
また、平和通りは、さくら祭りや様々な行事の会場ともなっていることから、今後、行事の運営や道路の維持・管理の責任を誰が担っていくのかなどいくつもの課題が吹き出しそうです。
平和通り商店会は、平成8年に県と市から補助を受け、街路灯58期を設置しました。街路灯の設置負担は、商店会が約480万円、市800万円、県1920万円、総額3200万円でした。
この街路灯の維持費(電気代と修理費)は、商店会が負担しています。会員は、1階店舗は月800円(年間9600円)、2階店舗は500円(年間6000円)の街路灯の管理費を支払っていました。ちなみに平成14年度の維持費は78万円あまり、平成15年度は108万円強となり、毎年の管理費では賄いきれずに32万円の赤字が出ました。この赤字分は、商店会費や積立金から補填しました。
商店会が解散するということは、電気代などの維持費を負担する母体が無くなるということで、大きな問題です。
平和通り商店会の旧役員は「街灯の灯は消さない」と断言していると報道されています。行政とも連携をとり、一刻も早く体制の再整備が望まれます。(2004/6/2更新)
この街路灯の維持費(電気代と修理費)は、商店会が負担しています。会員は、1階店舗は月800円(年間9600円)、2階店舗は500円(年間6000円)の街路灯の管理費を支払っていました。ちなみに平成14年度の維持費は78万円あまり、平成15年度は108万円強となり、毎年の管理費では賄いきれずに32万円の赤字が出ました。この赤字分は、商店会費や積立金から補填しました。
商店会が解散するということは、電気代などの維持費を負担する母体が無くなるということで、大きな問題です。
平和通り商店会の旧役員は「街灯の灯は消さない」と断言していると報道されています。行政とも連携をとり、一刻も早く体制の再整備が望まれます。(2004/6/2更新)