日立電鉄線(日立市・鮎川駅〜常陸太田市・常北太田駅)の廃止問題で、「日立電鉄線の維持存続もとめる高校生徒会連絡会」(会長・渡辺博則佐竹高校生徒会長)の代表とPTA関係者が6月1日、茨城県庁を訪れ、橋本昌知事や教育委員会に日立電鉄線の維持・存続を要請しました。
 渡辺会長は「高校生やお年寄りなど交通弱者と言われる人たちのために存続をお願いしたい」と要望書を橋本知事に手渡しました。PTA関係者は「いろんな試みをして、もう少し検討する時間がほしい」と対応を求めました。
 橋本知事は「残したいという気持ちは理解できるが、会社の厳しい経営状況もある。両方の状況を見ながら、二市と会社と意見交換しながら判断したい。。(日立と常陸太田の)地元二市が相当の決意を持って支援する、会社の将来展望が開けるというなら、県としても一生懸命取り組みたい。今はいい返事ができる状況にない」と存続に対して厳しい認識を示しました。
 教育委員会との懇談では、「学ぶことには学校へ行く手段も含まれている」「進路選択の幅が狭くなる」「常陸太田市が孤立してしまう」などと述べ、存続への協力を求めました。