井手よしひろ県議は、県庁舎2階に開設されたNHK県域デジタル放送用のIPスタジオを見学しました。このスタジオは、いばらきブロードバンドネットワーク(IBBN)を活用して、デジタルハイビジョン画像を光伝送網でNHK水戸放送局まで送るシステムになっています。2.4Gbpsという大容量のネットワークが県内全市町村を結んでいるため、市役所や町村役場の端末設備から、どこでもテレビ画像を配信することができます。送信のみではなく、スタジオ背面の画像やキューサインなどは、水戸放送局からIBBN回線を伝わってIPスタジオ側に映し出されます。IPスタジオはIBBNを活用した双方向通信網なのです。
 このIPスタジオは可搬式であり、簡単に組み立て分解が出来るようになっています。現在県内には7セットが配備されており、水戸、日立、土浦など県内主要都市に配置されています。必要があれば、どの市町村からも放送が出来るようになっています。