2005年9月開業に向けて開業準備を加速
 11月1日より、来年秋開業予定のつくばエクスプレス(TX)で、秋葉原〜つくば間(58.2km)での全線走行試験が始まりました。
 全20駅と全車両を使った総仕上げの試験運転で、全車両30編成(直流車14編成と交直流車16編成の計30編成、一編成6両)を使用した運転操縦訓練のほか、車両の基本性能、自動列車制御装置(ATC)性能、自動列車運転装置(ATO:ワンマン運転を支援する自動列車運転装置)性能、全駅の可動式ホーム柵の機能、列車無線の機能、異常時の対応などの確認作業などが行われます。
 一番列車に同乗した首都圏新都市鉄道の高橋伸和社長は「開業はできるだけ来年二学期の始業式に間に合わせたい。全線で車両が走り始めれば、沿線開発にも弾みがつくのでは」(茨城新聞2004/11/2付け記事による)と述べました。来年秋口の開業に向けて、開業準備が益々加速されます。
<リンク>首都圏新都市鉄道株式会社のHP